依頼内容
お客さま御所有アパートの屋外に設置してある「グリストラップ(油やその他ゴミが排水管に流れ込み、詰まりを起こさない様にキャッチする設備)」の金属製の蓋が経年劣化により凹み、段差ができてしまっているため新設のご依頼をいただきました。


施工内容
古いものは3枚1組で、真ん中が特に凹んでおり段差が出来てしまっていました。居住している皆様の歩行圏内にあるため安全面からも、経年や使用環境で凹みが出ても段差が出来ない1枚で作らせていただきました。1枚にすることのデメリットとして「重さ」「耐久性(真ん中に荷重がかかる)」があります。下部に補強材を溶接し、強度の面は解決。重さに関しては、お客様ご自身では開けないとのことで、成人男性が持ち上げられる重さの範囲内で収めることで解決とさせていただきました。錆止めを下地に、景観に馴染むダークグレイを塗装し、取手部はステンレスとステンレスメッキを施したものにして、耐久性をあげて納品させていただきました。
金属価格が高騰する中、仕入れ、加工、溶接、塗装まで一貫してできるのはコストパフォーマンスの面ではもちろん、ご依頼主様と技術者がダイレクトにご相談、ご説明できますので安心してご利用いただけるかと思います。住宅設備や、施設設備等での金属製品のご相談は是非当社までご依頼ください。お待ちしております。(2023年1月完工)

(担当:機械工事課 高野)