前回塗装より、10年以上が経過した住宅の全塗装のご依頼をいただきました。壁を手でさすると「チョーキング」(参考動画|当社インスタアカウントに飛びます)という粉が吹いている現象が見られ、再塗装の合図も出ていました。壁だけではなく、雨樋や黒い板金部分も塗装依頼していただきました。

足場を組んで、高圧洗浄で汚れを落としたら、壁と壁の間の「コーキング」と呼ばれるゴムのような部分を剥がして行きます。剥がした箇所をさらに洗浄して、新しいコーキング剤を入れて一度しっかり乾かします。いよいよ塗装開始になりますが、塗装は全部で3工程になります。「下塗り、中塗り、上塗り」を施工して行きます。下塗り時は、最終的な色の見え方を微調整したり、壁と壁の隙間や凹凸をしっかりカバーしていく効果もあるので、今回は仕上がり色より明るいホワイトをのせ、2、3度目を仕上がりの色を色を乗せていきます。

塗装をする際、2回目を仕上げだと思って塗る事が最終的な仕上がり(色斑や透けがない)が綺麗になります。雨樋や水回りのコーキングも同時に再施工しているため、黒が引き締まり、外壁の白との対比で引き締まった印象になりました。

ウッドデッキも塗装させていただいたのですが、今回は油性塗料での仕上げ。周りの建材との質感の調和を考慮して、素材感が出やすい水性塗料は避けた形です。

他、使わなくなった給湯器の取り外しや、ポストの設置をさせてもらい完工となりました。梅雨時期の施工となったので、お天気との戦いでもありましたが、晴れの日に恵まれ比較的スムーズになりましたが、施工をお考えの際は比較的天気が安定する時期を見据えてお早めに相談していただけると工程が組みやすく、お客様のご負担(足場が早くバラせる等)が少なくなるのでおすすめです

(2023.8 完工  担当:住宅工事課 上田)

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※DIY情報館

使用塗料|外壁:下地パーフェクトサーフ・【中塗り・上塗り】パーフェクトトップ:調色〈J19-85D〉  ウッドデッキ:キシラデコール〈ウォールナット〉雨樋・シャッターBOX:ファインパーフェクトトップ :調色〈ND-01〉