築35年になる平屋一戸建ての雨樋に近い軒天が傷んできてしまい、内部基礎まで侵食してしまっていないか心配で…と、ご相談をいただきました。ご予算もあったので、外見が傷んでいる箇所のみの交換の予定で、解体時に内部を確認した後に、必要工事が出れば都度ご相談させていただくという段取りになりました。

対象箇所を解体し、下地を見たところ傷んでなく綺麗な状態だったので今回はこの箇所の天板のみの交換になりました。同じ厚みのものを用意しましたが、既存の部分は目視ではわからない程度に沿ってしまっており、ビスを増し打ちして平面になるように施工。
塗料についてですが、既存は油性塗料で皮膜が形成されておりましたが、今回の部分は外構用の水性塗料を選びました。理由としては、軒天以外にもエクステリアは木材が目につくのですが、材質感が出る水性で塗られており、軒天を徐々に取り替えていくとして建物全体的に質感があっていくほうが長く使えるデザインに繋がると判断し提案、ご承諾いただきました。

塗装1回目の色味は薄く、明らかに下地の影響で明度差が出てしまいますが重ねて塗っていくことで、違和感なく仕上げました。

解体の際の端材と1回目、2回目の色味の違い

使った塗料は、キシラデコールの屋外木部用水性(カスタニ)を使用しています。木材に対する防腐効果、防虫効果もあり木材に対する塗装では特に信頼を置いている塗料になります。DIYで塗料を探している方にもおすすめです。

光の加減で、明るく見える角度もありますが、正面の引きで見ると色は全くと言っていいほど気になりません。お客様も大変気に入っていただいて、これからも長くお付き合いいただけたら幸いです。

施工後

¥28,000ー (税込)
※部材・工賃・諸経費込み
 半日工事


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