依頼内容
お客様の会社で新装開店する予定のバーの、テナントの改修工事のご依頼をいただきました。もともとバーで運営されていた居抜き物件ということもあり、使えるところは使いながら高級感を出していきたい！というご依頼でした。高級感を出しながら、間取りや配置は気に入ってるとの事で現状は維持。洋服でもそうですが、内装もオシャレは足元から、ということで床の改修と入り口扉、塗装がはげてしまっている箇所は再塗装をご提案させていただき、一緒に照明も交換させていただきました。
施工内容
①エントランス扉・階段・手すりの塗装
扉そのものの交換となると、寸法等との兼ね合いから工賃が高くなる事がほとんどでしたので、こちらは塗装での改装をご提案いたしました。「高級感」というオーダーがありましたので、ウッド調のナチュラルな雰囲気を変える必要があったので、階段や三方枠に合わせて艶系の黒をご提案。もともとのガラスの透け感と、窓から店内が見える仕様で重い雰囲気にはしすぎずに仕上げられたかと思います。
②フロアー〈床・ダウンライト・塗装〉
施工前の扉の雰囲気からわかるように、店内も施工前はライトが多く明るい雰囲気のお店だったことが伺えます。今回は高級感のあるバーということで、床は重厚感のある大理石柄がマットに表現されているサンゲツ様のIS1062をご相談の上選ばせていただきました。他、塗装がはげてしまった部分と、お手洗い扉の塗装、ダウンライトの数を調整し、新しくオーデリック様のペンダントライトをつけました。フルート型でバーの雰囲気とあい、光量も抑えた形になります。
③バーカウンター外観と内側
こちらもバーにしては明るい照明だったので、数を調整してさらに調光可能なダウンライトにさせていただきました。パナソニック様のLGD9101Kです。カウンター、天井を全て再塗装したので、その艶感と光の優しさが決して堅すぎない高級感を演出しております。古いシンクと製氷機は新しいものを入れて、給水、排水共に引き直しました。
③手洗い場
トイレは既存のものを使用して、手洗い洗面とペーパーホルダーを入れ替えました。手洗い洗面台はLIXIL様のピアラシリーズ。パネルも選べて、ノズルが伸びるので万が一汚れた時もお手入れが簡単です。
施工は以上となります。テナントとしての契約が始まっているため、なるべく早く営業開始したいのはそうですが、しっかりと長く経営していけるように、土間の打ち直しや、飲食店ではトラブルの多い給排水に関しては少しお時間をいただき、完全な仕上がりで納品させていただきました。
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（2023.10 完工 担当：米川）
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