ご依頼内容
築40年経ち、その間3回の床上浸水被害にあったというお客様のご自宅。とうとう床が抜けてしまったというダイニングキッチン。抜けた箇所以外も歩くとたわんでしまうので、キッチンのすべての床の張替えをご依頼いただきました。


施工内容
現地調査の際、フローリングの傷み具合から、支えている木材もダメになっているだろうと判断。もし、使える場合でも、補強という形で新しい支えを入れていきましょうとご提案させていただきました。工事初日、床を剥がしてみると使える木材も多かったため、後者のご提案に沿って施工させていただきました。一緒に不要になった重い家具や家電なども処理させていただきました。
通常、支えの上一面に合板(支える板)を張りますが、以前の床は直接フローリングを貼っていたため、それだと高さが変わってしまいます。よって、間に合板を入れる形(写真の施行中を参照)で高さを調整。隣接する間仕切りとの段差が出来ないように施工させていただきました。床下収納は不要とのことでしたが、電気配線が床下に通っている部分があり点検口の設置だけさせていただきました。
「ダンスでも踊りたくなってしまう」「段差がなくなったから膝が痛い時にお料理運ぶのも怖くない」そんなお客様の笑顔を観れて、職人冥利に尽きる施工になりました。

(2023年1月完工) 工事担当 :住宅課 米川