ご依頼内容
ビルの誘導灯が蓄電池交換のサインが出たため(今回の機種の場合、写真2枚目の位置にお知らせがでます。取扱説明書等をご確認ください)、交換のご依頼をいただきました。蓄電池のみの交換ですと資格等はいりませんが、今回は蛍光灯のタイプからLEDの交換のご依頼のため、当社電気工事士有資格者が対応させていただきました。
施工内容
誘導灯の電池寿命は4年程度、本体は10年程度とされています。大型施設やビル、マンション等には法令点検とその結果の届出の必要がありますが、対象に含まれない建物に関してはオーナー様ご自身での点検、または、消防設備士への点検依頼が必要です。
今回は、経年数から電池も含め本体も交換目安をすぎていたため、LEDの誘導灯への交換させていただきました。また、過去の火災事例には誘導灯の蛍光灯安定機からの発火による火災もありますので、安全面からもLEDタイプが有効です。LEDタイプのものになりますと、蛍光灯タイプのものに比べ小さいため、設置痕が残る場合がございますが、設置痕が残らないための器具を今回は使用。また、消費電力に関しても80%強の節約になります。建設物のランニングコストを見直す場合でも誘導灯等防災設備の交換は有効です。
本体器具の重さも軽く、地震の際の取り付け器具部への負担も少ないため、落下のリスクも抑えられます。
1月から4月にかけてが、年間で一番火災が多い時期になりますので、点検のさいに器具の交換は電気工事士がいます当社へご相談ください。
※本体の蛍光灯タイプからLEDタイプのものへの交換には、施工には電気工事士、又はそれに準ずる有資格者でないとできません。また、設置後、消防設備士の点検と消防局へ報告が必要です。所轄消防署と防災設備点検担当者にご確認ください。当記事内容は、2023年2月に当社所在地所轄消防署防災課へ確認したものになります。