法人様からのご依頼で、通路脇にある会議室に大型のガラスの敷居設置のご依頼をいただきました。併せて、水栓周りの更新や新設、照明のLEDやダウンライトへの更新と新設、最後の復旧に伴う壁紙や床材の仕上げ工までのご依頼でした。大型のガラスが特注品だったため専門業者様と連携しての作業、それ以外は当社職員と職人で一貫して施工というお見積りでご承諾いただきました。

【会議室】
通路脇に広くとってある会議・応接室でしたが、通路の従業員の行き来も多く声も響いてしまうので、開放感を保ちながらも会議室としての機能面を考慮の上「大型ガラスの設置」を構想としてお持ちになっていました。それを叶えるべく提案させていただいたのは、LIXIL様のFIX窓シリーズ。

「ガラス」を扱う際に難しいのは「厚さ・重さ・強度」の兼ね合いです。どんな用途で、どのような衝撃や負荷、加重が予想されるかによって、フレームとガラスの材質を含めて検討していかなくてはいけません。さらにガラスの難しい面として薄ければ予算が安いわけではないという事(割れないように輸送するための梱包や配送方法が変わってくる為だそうです)
今回は外的環境に晒される場所ではなく、室内設置であること。とはいえ、人通りも多いため、不意に加重がかかった場合も安全であることをガラスメーカーとお客様との協議の上、ご予算とすり合わせ今回のサイズ、大きさ、材質になりました。
手前に袖壁を作ったのにはそういった事情も含まれますが、エントランスが隣にあるためブラインドとしての役割も果たしています。

【照明】
今回は、ダウンライトの設置とスポットライト、ペンダントライト、LED蛍光灯の設置と様々な照明器具を設置させていただきました。以下、取り付け商品です。
〈LED蛍光灯:オーデリック XL501005R2B〉

〈ダウンライト:オーデリック OD361232NDR〉

〈ペンダントライト(ブラケットライト):Panasonic LGB81700 LE1〉

〈スポットライト:Panasonic LGS1500N LE1〉

採光や照明と、仕事の効率化の関係性はオフィスを作る際に重要な項目となってきていますが「タスクアンビエント」という考え方はより浸透し始めていて、今回のお客様のようにオフィス作りに取り入れる方も多いです。一昔前ですと、蛍光灯一色だったオフィスですが、青味が強い光は人を覚醒する一方で、集中力の持続とは反比例してしまいます。場所によって、黄色味のある電球色を取り入れたりすることで、作業効率が変わってきますので、オフィス改装や設計をお考えの方はお気軽にご相談いただければと思います。

【水栓】
こちらも現行の水栓を取り替える施工となりました。前の水栓はスタイリッシュなデザインではありましたが、水はねが気になるということで大きめの陶器水栓に切り替え。雰囲気とスペースはそのままに手入れが少なくて済む水回りになりました。
〈カクダイ:CL-8746AC〉

以上が施工内容になります。世の中には様々なオフィスがあり、働き方も多様化する現代においてオフィス設計はビジネスを円滑にするためにも重要な要素の一つです。大工工事、電気工事、通信、仕上げ(壁紙や設備設置)まで当社一貫で行いますので、より具体的な提案が可能かと思います。お気軽にご相談いただければと思います。

(2023.10 完工 担当:古川)


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