今回、お客様よりお住まいである1LDKのフルリフォームとダイニング部分の増築工事のご依頼を頂きました。

室内フルリフォームについて広々としたお部屋を設けることに加え、今後の事を考えて「バリアフリーを取り入れた部屋にしたい」というご要望がありました。そこで、室内フルリフォームと外部増築を行中で、施工可能なバリアフリーを取り入れ段差の少ない広々としたお部屋になるよう提案させていただきました。

室内すべてを解体して骨組みだけの状態にし、床、壁、天井すべての貼り替えを行いました。
やはり室内フルリフォームを行うとかなりの金額がかかってしまうものですが、今回、「少しでも金額をおさえたい」ということから、天井下地は既存のものを使用するなどの工夫をし、出来る限り金額のおさえた施工内容を選ばせていただきました。
断熱材も入れ替え、昨今問題視されていますヒートショックなども緩和できる冬暖かく、夏は涼しい空間に仕上がりました。また、省エネの観点からいえば光熱費が高騰する中、設備(エアコン、洗面等)への投資より躯体(柱や断熱材、窓、気密材等)への投資が最終的なコストカットにつながります。

元々の既存の部屋と増築部に壁を設けてしまうと、せっかく広くしたのに窮屈さを感じてしまうことにつながってしまうため、あえて壁を設けない設計にしました。そのため、広々とした一部屋を実現し、キッチン等は極力元々の位置から変わらない様にし、住み始めた際に使いづらさを感じない様設計・施工させていただきました。

増築部分は大凡10㎡で建て方より弊社で施工させていただいております。
社内検査として、柱の倒れ(±2mm)を検査。施工に不備がないかを社内でダブルチェックを行っております。
(※ただし、増築時元の建屋が傾いている場合等もありますので、その場合は雨水侵入や気密の観点からなりに合わせる場合もあります。)

バリアフリーについては、トイレには立ち上がる際と座る際の補助をするための手摺を設け、玄関前にはスロープを新設することによって段差をなくし、今後車いす等を使用することになっても快適に生活ができるようにバリアフリーの観点から設計をさせていただきました。
今回の物件が集合住宅ということもあり、完全なオールフラットにはできませんでしたが、将来さらに必要になってきそうな箇所にいつでも手摺を付けられるように壁内側に木材下地を入れております。
増築部分から既存の部屋にかけて構造上問題の無い範囲で柱等を取り除き、できるだけフラットな設計にしてあります。

バリアフリーについて詳しくはこちら

今回、増築をふくむ大規模リフォームという重大な施工に数ある施工店より弊社を選んでいただき大変うれしく思います。ライフプランとリスクマネジメントをしっかり個々の生活の中にデザインとして落とし込み、最終的にはご予算との兼ね合いになる部分になりますが様々な観点よりリフォームのご提案ができるが弊社の強みです。
大規模リフォームだけではなく、小規模リフォーム、アフターケアもさせていただいておりますので、水戸市近郊でリフォームをお考えの際は、ぜひ当社にご相談ください。


担当 米川 、山本

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