依頼内容
今月の頭にあった線状降水帯による豪雨。その際、ビル屋上の排水が間に合わず水が溜まり、雨漏りの被害に遭われたビルオーナー様より、入っているテナント様の天井の補修工事のご依頼をいただきました。施工前の写真のように、お客様自らプラスティックダンボールを購入して、とりあえずの処置として天井に貼られており、そこの天井が落ちてきてしまった形です。
施工内容
被災部分を見てみると、壁の基礎部分をつたって水が漏れてきていることがわかりました。被災した箇所は部分的で全体を一通り確認させていただいた結果、写真の開口部のみの補修で大丈夫だと判断させていただきました。クロスは、別の業者様のお付き合いがあるということで、今回はボードの補修作業のみをさせていただきます。建具の被害具合がわかったので、次は電気系統に漏電の恐れがないかを確認。その後作業に入らせていただきました。ご費用を抑えるためにも、被災部は最小限の切り出しを行い、切り口周辺がビス打ちに耐えれる強度があるか確認しながら、補修箇所を決めていきます。
照明部分は幸いにも被害はなく、点検口を含めたボード2枚分の補修をしていきます。切り出すボードの形に合わせて、基礎部を新たに入れての施工となり、半日ほどで完工。今年の夏は特にですが、これからも水害というのは多くなってくると思いますが、水は内部から住宅を弱らせてしまう原因になってしまいますので、お早めのご相談をいただければと思います。また、急な住宅工事の場合ご予算の兼ね合いがあると思いますので、優先順位を立てた上でのプランニングもさせていただけます。お気軽にご相談くださいませ。
(2023年9月 完工 担当:住宅工事課 山本)
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