令和4年度卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。

コロナ禍の影響を強く受けた世代の皆様だと思います。今までの「当たり前」の年中行事や、イベントが行われなかったり、価値観が変わったり、写真はマスク着用のものが多かったり、我慢を強いられた事も多いでしょう。そんな皆様が、無事卒業し次のステップに進む姿は、地域に根ざす企業としてもどうしてもお祝いの言葉を贈りたくなります。

また、コロナ禍で休学や退学の道を選ぶ子も多かったと耳にしたことがあります。「卒業」というのは、行事でもありますが、それよりも「門出」の意味合いが強いと思います。沢山悩まれて、選択したことでしょう。時期は違ったかもしれませんが、その選択や決断も門出であることは違いないです。応援しております。

さらに、学校というシステム自体が保守的で時代にそぐわななってきている面もあります。そんなシステムが肌に合わない方も多いでしょう。精神的に疲れてしまって卒業を諦めた人もいるかと思います。そういった方も、タイミングは違いますが、その決断や判断も新しい門出になるでしょう。「学歴」というのがやりたい事の妨げになったり、つきたい職業の妨げになる事もあるかもしれません。でも、今はオンライン完結型など様々な学位取得方法がありますし、学び方は多くあります。気にする必要はないでしょう。私事の話になって恐縮ですが、私自身も現在オンラインの大学で学び、卒論を完成させれば今年の10月に卒業になります。現在35歳です。学歴が欲しい、というよりは大人になり学ぶ事を学生の頃とは違う側面から面白いと思うようになり、好奇心によって入学しました。仕事をしながらの単位修得は確かに大変ですが、できない事はないです。

そんな様々な時期、様々な決断や判断の門出を、一旦改めこの季節の変わり目に、皆様のそれぞれの門出に応援の意味を込めまして、お祝いさせていただきたく思います。改めまして、おめでとうございます!